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空は黒いくらい青い

空

 先日から徐々に衣替えを始めている。懐かしい湯服が出てきて、試着したり、肌触りを楽しんだりと、まだまだ時間はかかりそうだ。
 空の色が変わり、冬がゆっくりと遠くから日本に近づいてきている。こんな色をどんなふうに表現できるのだろうか。



 中国からバスでチベットへ抜け、ネパールで小休止した後、インドで長期滞在。個人旅行者の間では有名な旅行ルートだ。たくさんの旅人が共通の話題を持っているので、そこでの旅話はインドのカフェや旅宿では盛り上がる話題の一つだ。ある旅行者がチベットの空の色に色について独特な表現をしていた。
 「チベットの空は黒いくらい青い」
 確かにそうだ。チベットの空の色はどこも濃い。真っ青だ。日本の秋空よりも強いというか、キツイというか、とにかく黒いほど青いのだ。
 彼らと話しているうちにある仮説をたてた。チベットは標高が高く、他の場所よりも宇宙に近い。だから宇宙色をよりも多く含み、黒いほど青いのだと。
 見上げるとこれ以上高いものはない。澄み切った空を見つめながら宇宙の中に地球があるんだなと感じる。
 もちろんその仮説が正しいかどうかはわからないが、大地と宇宙とそれを受け止める五感の結びつきを強く感じた神秘的な空がチベットにある。


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The Grand Bar

the grand bar

 「The Grand Bar」次に訪れた時は建物ごとなくなっていた。砂利だけになった一画を見つめながら、しばらく立ちつくしていた。夢かと思って、近所をもう一周して、今まで通りの道順でトライしてみたが、結果は同じだった。
 大阪に住んでいた頃、淀川河川敷のごく近くにある「The Grand Bar」というJazz Barを見つけた。外観が気になっていつかは入りたいなと店の前から店内を覗いていたら、いきなりドアが開き、「入んな」とマスターに誘われた。正直マズイなと思った。断れずに入ってしまったので、いろいろ覚悟を決めた。
 寝間着姿で柔道世界選手権を見ていたマスターはバーボンを僕に出すと再びテレビ画面を見つめながら「お前は勇気のある奴だ。大人になっても冒険している遊び人や」と言った。「ふつう入らんで」とも言った。
 「ここJazz Bar…ですよね…」「そうや」「Jazzは…」「待て、この試合済んでからや」
 試合終了後、マスターはため息をついてやっと音楽を店内に流した。実にリアルで、クリアーでパワフルなナンバーが流れた。しゃがれた女性ボーカルの声が美しい。
 「いいですね…」「ここでやったライブのテープや」「!」
 正直驚いた。かなり辺鄙な町で、かなり(失礼だが)くたびれた店内でこんなライブが行われているなんて。
 「次は今週の土曜日や、必ずお出でや」「はぁ…」
 その週末、再び「The Grand Bar」へ足を運んだ。スーツ姿で、実にジェントルでテンダーなマスターが立っていた。
 「よう、来たな」「…」「ライブのときはこれや、昨日は休みや」
 とジャケットをつまみながら笑って言った。
 すぐに演奏は始った。ああ、なんて濃~い空気なんだ。すごくプレーヤーと近いし。久しぶりに自分の勘が当たったというか、運がよかったというか、実にいいバーを見つけて幸せに浸りながらJazzを聞いた。
 「The Grand Bar」どこへ行ったのだろう。



消えない提灯

提灯

 1年住んでみて分かったのだが、うちの商店街は年間通して提灯が飾ってある。
 越してきた当時はあの独特な明りにそわそわしてしまって、いつもお囃子の音を耳を澄まして探していた。結局夏以外は祭に出くわしたことはなかった。ただ、無機質な電灯よりもずっと情緒があっていい。これからも提灯を灯し続けてください、商店街の皆さん。
 それにしても東京は本当に祭りが多い。夏が過ぎても中央線沿線にはまだまだやぐらや提灯の飾り付けが続いている。博多にいた当時は夏の博多祇園山笠が終わると魂が抜けたように閑散としてしまう。特に山笠はレースなので、より熱く燃え盛り冷たく消えてしまう。
 東京の祭りは時期が違って年間いくつも行われている。それぞれの開催場所が違うかもしれないが、一つの街でこれだけ行われると、さすがに感心してしまう。
 東京という一つの街にこれだけのたくさんのことが起こって止んで、また起こって…東京にはそれだけでかく計り知れないものがあるような気がする。昔マンガの「AKIRA」のなかで、大東京帝国という国が立ち上がったが、それも全くの架空のアイデアじゃないような。



Tokyo Sky Drive


 うわぁ~空中都市だ!
 技術もさることながら、こういう発想はいいなぁ。
 上半分の風景を下半分に反転させてるだけ(本当はもっといろいろしていると思います)なんだけど、見たこともない風景だ。グッドアイデアだと感動しました。建物がリアルなだけに夢と現実のはざまにいるような不思議な感覚だ。特に空中に浮かんでいる駅に到着するところなんかぞくぞくする。それにしても東京のこういう都市の風景は本当にすごいな。
 新しい東京の風景が生まれたことに感服いたしました。



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