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新宿を泳ぐ


新宿

都市の厳しい表情が一瞬なくなる時間

 夕方、久しぶりに時間が取れて新宿をぶらついた。夕焼けは凄いな。昼も夜もあんなにも厳しい、きびきびとした表情をしていた新宿がうっとりとするほど美しくなる。つかの間の小休止をしているかのようなこの町を泳ぐように散歩した。
 国道やオフィスから眺めると人工的で巨大なものばかり目につくが、実際に歩いてみると人間臭いものが溢れている。やっぱり「まち」はテクノロジーではなく人間が創るものだなと改めて思った。
 新宿は雑多なまちだ。ジャンクション的役割があるためか本当にいろんな人種が行き交う。ある意味個性的とは呼べないかもしれないが、新宿の役割がそれをも超えているのだろう。


新宿

つかの間の小休止をしているかのような新宿

 ただ、歩いていると本当に疲れる。まちにも人にもパワーがあって、ぼーっとしていると難民になったように漂うだけだ。
 初めて訪れた東京のまちは新宿だった。20代後半になって初めて東京に来たのだ。その日は仕事の会議で、早朝に到着して夜までオフィスで過ごし、外に放りださた時は人通りの少なくなった西新宿あたりだ。駅への道も分からず、喉が乾いたのに自動販売機も見つからない。見上げると似たような構造ビルの群。目印にもならず、西も東も分からない。自分はどこを向いてあるいているのだろう?「東京砂漠」まさにその通りだ。
 喉が渇いて、足も棒のようだ。鞄も重い。不安が募る。人影もなくなった。ヤバい、死ぬかも!?あれだけ海外の辺境のまちなんかぶらついていたのに、何だって日本のまちでこんな目に遭わなきゃならないんだ!やっぱり東京は田舎者に厳しい。もういや!ますます僕の東京に対する偏見は頑なになった。


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