• Go to Menu
  • RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初物を喰らう

未経験

未経験

 未だに食べたことのない料理はまだまだたくさんある。知らず知らずのうち子供の頃食べたものでも、もう一度味わって食べたいと思うものだってたくさんある。
 先日友人と冬の美味しいものの話をしていた。「なんと言ってもあんこう鍋は暖まる」らしい。未だ食べたことないと話すと、あれこれ説明してくれるものの、憧れだけが募って行く。


彼はマイ鍋持参でやってきた

鍋を囲む温かさ。
五感のすべてが満たされるような
至福を与えてくれる偉大な文化だな。

彼はマイ鍋持参でやってきた

 「いつかはきっと!」という想いを胸に数日が過ぎた冬のある日、彼はあんこう鍋のセットを持ってきてくれた。下拵えしたあんこうに同じ大きさに切られた野菜。なんとマイ鍋まで持ってきてくれた。よくバイクに積めたね。ありがとう。
 「んもー、うまーい!」
  数人で囲んだが、最初の感嘆の声が上がってからは、ただひたすらに黙々と食べ続けた。実は「あんきも」も初めてだったので、ダブルで感動した。濃厚で、もう鼻血出るんじゃないだろうかと思った。
 あまりに一気に食べてしまったので、一旦休憩。
 出し殻の昆布細切りにし、酒、醤油で炒った。つまみながら日本酒を飲んだ。
 腹の塩梅も良くなり、再び鍋を見つめる。今度は魚の出汁に甘い味噌、ふわっふわの卵の雑炊をかっ込む。すっかり暖まってしばし声も出ない。


初物を喰らう

 人生の初物(?)を喰らう。本当にいい経験をさせてもらった。
 最後は自家製の杏子酒で締めた。時計を見るとまだ深夜にもなってない。
「ゆっくり朝寝坊でもするか」満たされた身体に酔いと布団が心地いい。



コメントの投稿

※承認制のため、即時には反映されません。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。