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ノスタルジック・アート

不感温泉

不感温泉

 一度入ると出るに出られない恐ろしい温泉だ。温度は人肌より若干低めに設定されている。熱くもなく、冷たくもない文字通り温度不感の温泉だ。その不思議な感覚たるや言いようもない。
 そもそも長湯する癖があり、他の熱い温泉で身体はすっかり火照っていた。しかしこの不感温泉に暫く浸かっていると、湯に浸かっているにも関わらず、徐々に火照りは引いていく。また温度を感じないので、そのままいつまでも入っていられる。羊水の中にいるというか、心地よい春風の中にいるというか、とにかく不思議なリラクゼーション効果があった。結局今回訪れたスーパー銭湯では一番長く浸かっていたんじゃないだろうか。


言葉にできない感覚も創ることが出来るのか

 折しも、その日は春一番が吹き、町は春の匂いとともに心地よい空気に包まれていた。熱くもなく、寒くもない。丁度良いことはとても気持ちが良い。
 不感温泉はある種のノスタルジーを人工的に作り出すアートな作品でもあるような気がした。



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