• Go to Menu
  • RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小さき家族

 友人からの電話。いつもと声色が違うのですぐに嫌な予感がした。飼い犬がいなくなったらしい。鳥肌が立ち、暗い影に押し潰されそうになる。
 僕はペットを飼ったことがないので家人に判断を仰いだ。近辺の保健所、獣医、警察への連絡先を妹が調べ、貼り紙の制作は僕が、捜索のサポートは家人がそれぞれ担当することになり、深夜に解散した。
 程なく再び友人からの電話が。声に安堵感がある。大丈夫だ、見付かったんだと思った。管轄の警察署に保護されているらしい。肩の重みが取れ、すぐにメンバー全員に連絡し、事件は幕を閉じた。

 短い時間ながらも沢山の感情が深く動いた。犬だけじゃない。家族や友人、自分を取り巻く環境や大事にしているもの、それら全てに愛おしさと繋がりを感じることが出来るのは彼らと深い関係を築き、育んでいるからだ。
 個々はなんであれ、全ては等しく同じだ。自分がどう向き合うかでいろんな事が変わってくる。
 無事に帰宅した彼女(雌犬)の写メールを眺めながら、彼女と共に経験した今夜のこと、学んだことを思い返し、ぐったりと布団に倒れ込んだ。


コメントの投稿

※承認制のため、即時には反映されません。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。