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真っ赤なエクストーション

 最近知り合ったプログラマーと打ち合わせた。案件の話からギークな話へと移り、最後はギターの話になった。
 「どんなエフェクター持ってるの?」ついギターの種類よりも先に聞いてしまう。
 照れながら彼は「あの真っ赤なエクストーションです」と答えた。なに!?一見温厚そうな彼の言葉とは思えない。それから次々とこぼれ出す激しいバンド名…。

 ふとSGを紫マーシャルに直で繋ぐ先輩を思い出した。ソフトで優しい彼が「じゃあ、次出番だから見てってね」と話しかけてくれたので新入部員の僕は浮き浮きと開演を待っていた。
 ドラマーのカウントから始まったのはギターの深い歪みに激しい彼のヘッドバンギング。同じくサイドで激しくベースを刻みながら絶叫してるのはこれまたいつもは優しいチャーミングな女子の先輩だった。よくみるとそれは模様ではなく、真っ赤な血に染まった白いドレスだった。

 実家に戻った際、必ずギターを押し入れから出しては眺めている。あまりにも放り投げたり、床に叩き付けたのでヘッドに亀裂が入っているのだ。普段は大人しいと思っている僕も、Nirvanaに憧れ、バンドは激しくやっていた。

 普段大人しい奴ほど何かある。彼の真っ赤なエクストーションに何かを感じながら再会を約束した。


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