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夢が立っている

ガンダム

 それは不思議な体験だった。その日は暑かったので、ボーっとしていたせいか、ずっと夢の中にいるようだった。
 遠くの森の中にガンダムが見えた。ことばが出なかった。すぐに意識を取り戻したが、再びその白い機体を見ると、酔ったような感覚になる。
 真下から見上げたとき、それはアニメのロボットではなく、産業用の機体に見えた。ますますリアルだ。しかし首が動いたときは機械ではなく、血の通った生き物のようにも見えた。ずっと以前から友達だったような親近感がわいてくる。結局動いたのは首だけだったが、機体には電源が既に入っていて、指先なんかは今にも動きそうな気配だ。ただ事でないオーラが出ている。
 大勢の観光客を見ると、再び現実に帰ってくる。夕日に照らされた美しい機体。その足元でガンダムから目が離せない僕たち。まるで観音様を拝んでいるようだ。



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