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生きているマチ

夜景

 観覧車に乗った。高所恐怖症なので、手すりから手を離せなかった。後輩と同乗していたので、虚勢を張った。ついでに声を張り上げた。途中からもう喉がカラカラだ。楽しいのだ。
 恐らく初めて見るのだろう。東京の夜景。いままで沢山の大都市を見てきた。夜景もだ。だが恐らく東京の夜景は世界でもここでしか見れない特殊なものだと思う。こんなにもビルとビルが密集し、それらが光り輝いている。ヘッドライトは庭園の小川のようにゆったりと暗闇の間を縫って揺らいでいる。遠くまで続くネオンは白波のように、近づいて、遠ざかる。あまりにも巨大なビルがじっとそこに佇み、時折瞬きするように消灯、点滅する。生き物みたいだ。
 東京の景色は人が作る。小さな人間の一人一人が力を合わせて巨大なものを生み題していく。暗闇に輝く光を眺めながら、まざまざと感じた夜だった。



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