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真昼の赤

真昼の赤

 春のブダペストハンガリー)。昼に友人がパスタを作ってくれた。食卓に料理が並んだ後、1本の赤ワインのボトルが中央に置かれた。平日の食卓が華やかになる。みんなも笑顔だ。
 美味しく食べて、少~し酔った頃、友人は街に出かけると席を立った。これからみんなで飲むのかと思っていたので意外だった。出掛けに彼は「日本人はほろ酔いってのを知りませんねぇ」
 なるほど、ほろ酔いでいい気分で春風さわやかなブダペストを歩く。いかにも何か新しいことを発見できそうな予感がする。
 素敵だなと感心してたら、ヨーロッパのランチではよくワインやビールが出てくる。スペインの学食で頼んだセット(定食)のドリンクはビールかティント・デ・ベラーノだけだった。
 日本でランチにアルコールは飲まないが、夜になると歌舞伎町あたりではよくぶっ倒れている人達を見かける。
 とことんやるのも好きだけどね。




入口と出口

入口と出口

 目指すはサクロモンテの丘スペイン、グラナダ市)。夕焼けの時間にギターを弾きに行く。
 毎回近道として通るのだかアルバイシン地区をスマートに擦り抜けるのは容易ではない。迷路のような町を抜け、丘の頂上に辿り着くともう暮れかかっている。
 何度も通る道なのに迷ってしまう。その度に新しい出口を発見する。子供の頃の探検ごっこが再び舞い戻ってきた感覚。決して地図は見ない。魔法がとけるからだ。
 格子状に整備されている大阪と違い、この辺りは裏通りに入ると複雑だ。東京に住み始めて1年が経とうとしているが迷ったり、まだ行ったことない通りは多い。
 魔法の世界への扉は大人になってもまだまだ残されている。




無人の風景

無人の風景

 休日の晴れた午後、公園に誰もいない。奇妙な風景だ。
 木陰に入っていないと辺りが真っ白になるほど太陽はじりじりと力強く照り続けている。これじゃ子供たちが遊びに出て来ないわけだ。
 こんな風景をスペインでも見た。夏のシエスタだ。さっきまで活気づいていた街が急に無人となる。廃墟でもない独特の風景だ。
 スペイン入国前、ある旅行者にアドバイスを貰った。「シエスタの時間帯に見知らぬ街に到着するな」と。確かに重いバックパックを背負って土地勘のない状態でひとり強盗に襲われた場合、誰かに助けを求めるのは難しい。
 ただ街が人と共に呼吸しているような感覚は面白い。
 日曜日はほとんどの店が休みで、慣れてないとものが買えず不便だが、街も僕らも今日は休日なのだ。




Summer Time

Summer Time

 帰国してからなくなった習慣の中に「Summer Time(サマータイム)」がある。絶対とされている時間が1時間もずれる。なんだか不思議な習慣だった。当時はぶらぶらしていて、時間に追われることのない身分だったので、それほど変化を感じなかったが、約束事なんかあると結構気をつかうかも。
 夏は夕焼けが長い。一日の中でもっともマジカルな時間をたっぷり楽しめる。太陽が明日へ向かってゴゴゴと鳴りながら走って行く。




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